傾けることで自然に蓋が開く構造のCAPSULE。360度どの方向でも蓋が開くので、持つ向きを変えることなく、片手でスムーズにドリンクを注ぐことができます。ストレス無く直感的に使えるデザインを目指し、シンプルな外観でありながら各パーツとその細部にとことんこだわったカラフェです。
可動蓋は重心に合わせて動くおもり付きで、ボトルの傾きによって自然に開閉し、ホコリが入るのを防ぎます。蓋部分は分解できる設計なので、お手入れも簡単です。ボトルは耐熱ガラス製で匂いや色が付きにくく、広口で洗いやすい形状でありながら、冷蔵庫のドアポケットに収まるスリムなサイズ。コールドブリューカラフェのフィルターには細かいメッシュを採用しているため、茶葉や挽いたコーヒー豆の微粉が出にくくなっています。
KINTOの企画開発チームと共に取り組み、CAPSULEのデザインを手掛けたのは、デザイン研究所「o-lab」の綾利洋さん。デザインにおけるこだわりや想いについて伺いました。
「CAPSULEの最大の特徴は『傾けるだけで360°どの方向からでも注げる』ことですが、その直感的な使用感を連想させるような『水が流れ出てくる最も素直なかたち』を目指してデザインしました。シンプルな外観でありながら、様々な部位の寸法や錘の仕様、製造方法などについての細かな工夫と検証の積み重ねが詰まっています。水出し用のカラフェをデザインする際も、CAPSULEならではの直感的な使用感と素直で整った印象は必ず受け継がせたいと考えました。複雑な製造方法による制約の中で機能性と審美性を両立させることは簡単ではありませんでしたが、KINTOの開発スタッフと意見交換を繰り返す中で答えを見つけ出すことができたと思います。CAPSULEは『何も考えずに使ってもらえるよう、たくさん考えてデザインしたカラフェ』です。直感的に使えるシンプルで現代的な道具として、日々の暮らしを少しでも気持ちよいものにできれば嬉しいです。」
「CAPSULEの最大の特徴は『傾けるだけで360°どの方向からでも注げる』ことですが、その直感的な使用感を連想させるような『水が流れ出てくる最も素直なかたち』を目指してデザインしました。シンプルな外観でありながら、様々な部位の寸法や錘の仕様、製造方法などについての細かな工夫と検証の積み重ねが詰まっています。水出し用のカラフェをデザインする際も、CAPSULEならではの直感的な使用感と素直で整った印象は必ず受け継がせたいと考えました。複雑な製造方法による制約の中で機能性と審美性を両立させることは簡単ではありませんでしたが、KINTOの開発スタッフと意見交換を繰り返す中で答えを見つけ出すことができたと思います。CAPSULEは『何も考えずに使ってもらえるよう、たくさん考えてデザインしたカラフェ』です。直感的に使えるシンプルで現代的な道具として、日々の暮らしを少しでも気持ちよいものにできれば嬉しいです。」
[DESIGNER PROFILE]
綾 利洋
京都大学、Yale大学で化学修士号を取得後、製薬会社、米国デザイン事務所を経て 2011年o-lab創業、16年オーラボ株式会社設立。日用品から先端医療機器まで、幅広い分野のデザイン、ブランディング、ディレクションなどを手がける。