毎日のごはんやおやつの時間が楽しい記憶として残るような、ベビーとキッズのためのテーブルウェアBONBO。離乳食スタート時期から成長しても使えるサイズとフォルム、割れにくい素材で子供も大人も心地よく使えます。落ち着いたインテリアにも馴染む質感を持ち、シンプルでありながら愛着が湧くユニークなデザインです。
BONBOのプロダクトデザインを手掛けたのは、デザイナーの柴田文江さん。デザインにおけるインスピレーションやこだわりについて伺いました。
「小さなお子さんを持つ方にとって、食事はストレスのかかる育児のひとつだと聞いていたので、テーブルウェアの並ぶ食卓がゆったりと楽しいムードになることをイメージしました。導きだしたアシンメトリーで歪なかたちは、食卓に並べるとリズムが生まれ、プラスチックという素材のもつ冷たい印象を和らげます。器の内側は食材がきれいに見えるようにホワイトに、外側はお子さんが楽しいと感じるようなカラフルさがあり、大人の使う食器との親和性を踏まえた落ち着いたカラーリングです。男の子、女の子と分けることなくユニセックスに使えていろいろなカラーを混ぜて使っても調和します。」
「小さなお子さんを持つ方にとって、食事はストレスのかかる育児のひとつだと聞いていたので、テーブルウェアの並ぶ食卓がゆったりと楽しいムードになることをイメージしました。導きだしたアシンメトリーで歪なかたちは、食卓に並べるとリズムが生まれ、プラスチックという素材のもつ冷たい印象を和らげます。器の内側は食材がきれいに見えるようにホワイトに、外側はお子さんが楽しいと感じるようなカラフルさがあり、大人の使う食器との親和性を踏まえた落ち着いたカラーリングです。男の子、女の子と分けることなくユニセックスに使えていろいろなカラーを混ぜて使っても調和します。」
[DESIGNER PROFILE]
柴田文江
プロダクトデザイナー / デザインスタジオエス代表。エレクトロニクス商品から日用雑貨、医療機器、ホテルのトータルディレクションなど、国内外のメーカーとのプロジェクトを進行中。iF金賞(ドイツ)、red dot design award、毎日デザイン賞、Gマーク金賞、アジアデザイン賞大賞・文化特別賞・金賞などの受賞歴がある。武蔵野美術大学教授、2018-2019年度グッドデザイン賞審査委員長を務める。著書『あるカタチの内側にある、もうひとつのカタチ』。
箱をあける瞬間から楽しい記憶として残るようにと、想いを込めたBONBOギフトボックス。デザインを手掛けたクリエイティブスタジオ OUWNの石黒篤史さんにデザインにおけるこだわりについて伺いました。
「ベビー、キッズ用の食器なので、温かみがあり、優しい印象を受けることを前提として、それに加えて子どもならではの遊び心といったものを表現したいというのが課題でした。ただ、ポップにカラフルな方向でベビー・キッズ感を演出するというよりは、子どもとは相反するような洗練されたイメージで、親が友だちにプレゼントしたくなるようなものにしたいと考えました。」
「ベビー、キッズ用の食器なので、温かみがあり、優しい印象を受けることを前提として、それに加えて子どもならではの遊び心といったものを表現したいというのが課題でした。ただ、ポップにカラフルな方向でベビー・キッズ感を演出するというよりは、子どもとは相反するような洗練されたイメージで、親が友だちにプレゼントしたくなるようなものにしたいと考えました。」
「『毎日の食事の時間が楽しい記憶として残るように』というコンセプトをもとに、プロダクトのフォルムをそのままアウトラインで表現し、サイズなどのテキストをリズムをつけながら構成することで、会話が弾む楽しい食事風景や子供の無邪気さをイメージしています。」