平日を駆け抜けて、明日は週末。ケの日だけれどちょっとワクワクする金曜日の夜は、このひと皿を作って、週末のあれこれを考えながら、ゆっくりと楽しむひと時に。
冷製パスタは暑い時期ならではの代表的メニュー。中でもカッペリーニ特有の繊細な舌触りは、合わせる食材の食感と味わいを一層際立たせてくれます。半分に折ってから茹でると、後でソースと合わせる時に絡めやすくなります。表示通りに茹でたパスタは、ざるに取り氷水の入ったボウルに入れ子にしてしっかりと冷やすのがポイント。油と相性の良い茄子は少量の油で揚げ焼きにして、マリネした鰹と同様に、こちらも冷蔵庫でしっかりと冷まして。ケイパーとレモンの酸味ときゅうりの清涼感が爽やかな、夏のひと皿をお楽しみください。
材料 (2人分)
鰹(腹側、生食用) 100g / 茄子 大1本 / ケイパー 大さじ1.5 / ディル(刻んで) 大さじ1 / きゅうり 1本 / 新玉葱 1/10個(20g)
塩 小さじ1/4 / Exv.オリーブオイル 大さじ1 / レモン果汁 小さじ1 / 白ワインビネガー 小さじ1 / カッペリーニ 80g
作り方
1. 鰹は1cm角に切って塩少々と胡椒、Exv.オリーブオイル少々(分量外)を振ってマリネしておく。茄子は1.5cm角に切り、フライパンに1cmほどの量のオリーブ油を温め、さっと揚げて油を切り、バットに広げて塩少々を振る。共に冷蔵庫で冷やしておく。
2. ケイパーとディルはみじん切りにする。きゅうりを塩で板ずりしてからさっと湯通しして、ざく切りにした新玉葱と共にジューサーに入れて、Exv.オリーブオイル、レモン果汁、白ワインビネガー、塩を加えてペースト状にする(もしくはきゅうりと新玉葱を擦りおろして調味料と混ぜる)。ボウルに移し、ケイパーとディルも加えて混ぜ、冷蔵庫でボウルごと冷やしておく。
3. カッペリーニは半分に折ってから塩を入れた湯で、表示通り茹でて氷水で冷やす。水気をしっかりと拭いて、塩とExv.オリーブオイル少々(共に分量外)で下味をつける。
4. (2)のボウルに(3)のカッペリーニを加えよく和えて、仕上げ用の鰹と茄子を残して加えて軽く混ぜる。冷やしておいた器に盛り付け、仕上げ用の鰹と茄子をのせる。
*きゅうりは湯通しすると、色が鮮やかになり、青臭さも取れる。
鰹(腹側、生食用) 100g / 茄子 大1本 / ケイパー 大さじ1.5 / ディル(刻んで) 大さじ1 / きゅうり 1本 / 新玉葱 1/10個(20g)
塩 小さじ1/4 / Exv.オリーブオイル 大さじ1 / レモン果汁 小さじ1 / 白ワインビネガー 小さじ1 / カッペリーニ 80g
作り方
1. 鰹は1cm角に切って塩少々と胡椒、Exv.オリーブオイル少々(分量外)を振ってマリネしておく。茄子は1.5cm角に切り、フライパンに1cmほどの量のオリーブ油を温め、さっと揚げて油を切り、バットに広げて塩少々を振る。共に冷蔵庫で冷やしておく。
2. ケイパーとディルはみじん切りにする。きゅうりを塩で板ずりしてからさっと湯通しして、ざく切りにした新玉葱と共にジューサーに入れて、Exv.オリーブオイル、レモン果汁、白ワインビネガー、塩を加えてペースト状にする(もしくはきゅうりと新玉葱を擦りおろして調味料と混ぜる)。ボウルに移し、ケイパーとディルも加えて混ぜ、冷蔵庫でボウルごと冷やしておく。
3. カッペリーニは半分に折ってから塩を入れた湯で、表示通り茹でて氷水で冷やす。水気をしっかりと拭いて、塩とExv.オリーブオイル少々(共に分量外)で下味をつける。
4. (2)のボウルに(3)のカッペリーニを加えよく和えて、仕上げ用の鰹と茄子を残して加えて軽く混ぜる。冷やしておいた器に盛り付け、仕上げ用の鰹と茄子をのせる。
*きゅうりは湯通しすると、色が鮮やかになり、青臭さも取れる。
[CHEF PROFILE]
大黒谷寿恵(料理人、寿家主宰)
石川県金沢市出身。大学卒業後、料理の世界へ。数店舗の料理長を経て、2006年 kurkku cafeのディレクター兼料理 長に就任。独立後は講師、ケータリング、出張シェフ、レシピ開発を精力的に行う。2009年より鎌倉で料理教室「寿家」を開業。野菜や日本の伝統食材を用いた料理を得意とする。2015年に「にほんのごはん」のサイトを立ち上げる。三菱地所が働く女性に向けた食のプロジェクト「Will Conscious Marunouchi」では、丸の内の飲食店舗と連携して、“腸内活性”をテーマにした料理のプロデュースも行う。共著に『和サラダ/和マリネ』(エイ出版)がある。
http://nihonnogohan.com/
写真:Mizuho Takamura