平日を駆け抜けて、明日は週末。ケの日だけれどちょっとワクワクする金曜日の夜は、このひと皿を作って、週末のあれこれを考えながら、ゆっくりと楽しむひと時に。
スイスのじゃがいも料理、ロシティを彷彿とさせる蓮根とごぼうで作るガレット。蓮根とごぼうの千切りはスライサーの力を借りてなるべく細く切ると、火が通りやすいだけでなく、生地が綺麗に丸くまとまりやすくなります。ボウルで材料を合わせる時は水分が出ないように塩は最後に入れて。すりおろした蓮根がつなぎの役割をしてくれるから、もっちりとした食感に仕上がります。でんぷん質を多く含む根菜類はゆっくりと火を入れると甘みが出るので、表と裏を弱火でじっくりと焼きあげるのがポイント。最後は、表面をカリッと、香ばしいきつね色に仕上げて出来あがり。
材料(20cm大、1枚分)
蓮根 200g / ごぼう 100g / にんにく 1/2片 / クミンシード 小さじ1 / コーンスターチ 大さじ2 / 溶けるチーズ 30g / 塩 小さじ1/2弱 / 胡椒 適量 / バター 20g / ベビーリーフ 1パック
好みのビネガー 小さじ1.5 / 塩 ふたつまみ / 胡椒 少々 / マスタード 小さじ1/2 / Exv.オリーブオイル 大さじ1
作り方
1. 蓮根は皮ごとたわしでよく洗い、1/3の量をすりおろす。残りはスライサーで千切りにする。
2. ごぼうは皮ごとたわしでよく洗い、スライサーで千切りにして水にさらし、ざっとかき混ぜ、すぐに汚れた水を捨てる。水を新たに入れてかき混ぜて、ザルに取り、水気を切る。
3. ボウルにすりおろした蓮根を入れて、そこにすりおろしたにんにく、クミンシード、コーンスターチ、溶けるチーズ、胡椒を入れてよく混ぜる。水気を拭き取った蓮根とごぼうの千切りを加えてよく混ぜたら、最後に塩を加えてさっと混ぜる。
4. フライパンを温めバターの半量を溶かし、(3)の生地を広げる。ヘラなどで押し固め、丸く整える。弱火にしてじっくりと15分ほど焼く。
5. 裏返して、残りのバターを加え、またヘラで押さえながらさらに15分じっくりと焼く。焼き色が薄いようなら、火を少し強めて両面がきつね色になるように焼き、皿に盛る。
6. 小さなボウルにビネガー、塩、胡椒、マスタードを入れてよく混ぜ、Exv.オリーブオイルを少しずつ入れながら混ぜてドレッシングを作る。ベビーリーフをドレッシングで和えて、(5)のガレットに添える。
*ヘラで裏返すのが難しければ、フライパンを覆うサイズの大きな皿に取り出して滑らせると良い。
蓮根 200g / ごぼう 100g / にんにく 1/2片 / クミンシード 小さじ1 / コーンスターチ 大さじ2 / 溶けるチーズ 30g / 塩 小さじ1/2弱 / 胡椒 適量 / バター 20g / ベビーリーフ 1パック
好みのビネガー 小さじ1.5 / 塩 ふたつまみ / 胡椒 少々 / マスタード 小さじ1/2 / Exv.オリーブオイル 大さじ1
作り方
1. 蓮根は皮ごとたわしでよく洗い、1/3の量をすりおろす。残りはスライサーで千切りにする。
2. ごぼうは皮ごとたわしでよく洗い、スライサーで千切りにして水にさらし、ざっとかき混ぜ、すぐに汚れた水を捨てる。水を新たに入れてかき混ぜて、ザルに取り、水気を切る。
3. ボウルにすりおろした蓮根を入れて、そこにすりおろしたにんにく、クミンシード、コーンスターチ、溶けるチーズ、胡椒を入れてよく混ぜる。水気を拭き取った蓮根とごぼうの千切りを加えてよく混ぜたら、最後に塩を加えてさっと混ぜる。
4. フライパンを温めバターの半量を溶かし、(3)の生地を広げる。ヘラなどで押し固め、丸く整える。弱火にしてじっくりと15分ほど焼く。
5. 裏返して、残りのバターを加え、またヘラで押さえながらさらに15分じっくりと焼く。焼き色が薄いようなら、火を少し強めて両面がきつね色になるように焼き、皿に盛る。
6. 小さなボウルにビネガー、塩、胡椒、マスタードを入れてよく混ぜ、Exv.オリーブオイルを少しずつ入れながら混ぜてドレッシングを作る。ベビーリーフをドレッシングで和えて、(5)のガレットに添える。
*ヘラで裏返すのが難しければ、フライパンを覆うサイズの大きな皿に取り出して滑らせると良い。
[CHEF PROFILE]
大黒谷寿恵(料理人、寿家主宰)
石川県金沢市出身。大学卒業後、料理の世界へ。数店舗の料理長を経て、2006年 kurkku cafeのディレクター兼料理 長に就任。独立後は講師、ケータリング、出張シェフ、レシピ開発を精力的に行う。2009年より鎌倉で料理教室「寿家」を開業。野菜や日本の伝統食材を用いた料理を得意とする。2015年に「にほんのごはん」のサイトを立ち上げる。三菱地所が働く女性に向けた食のプロジェクト「Will Conscious Marunouchi」では、丸の内の飲食店舗と連携して、“腸内活性”をテーマにした料理のプロデュースも行う。共著に『和サラダ/和マリネ』(エイ出版)がある。
http://nihonnogohan.com/
写真:Mizuho Takamura