平日を駆け抜けて、明日は週末。ケの日だけれどちょっとワクワクする金曜日の夜は、このひと皿を作って、週末のあれこれを考えながら、ゆっくりと楽しむひと時に。
金曜日の夜ごはんにふさわしいご褒美感のあるひと品。春キャベツがたっぷりと入っているので、さっぱりといただけます。キャベツは細かく刻むと割れづらく、生地に加えるパン粉は牛乳で湿らせておくと馴染みが良い、衣づけの卵液には牛乳とオリーブオイルを入れるとさっくりと揚がるなど、料理人の極意も満載。多めに作ってパン粉をつけて冷凍しておけば、忙しい日の救世主にも。そのまま食べても美味しいしっかり目の味つけなので、行楽シーズンのお弁当のおかずにもぴったりです。
材料 (8個分)
春キャベツ 4枚(約300g) / 玉葱 1/4個 / 牛細切れ肉 200g / ベーコン 1枚 / 卵 1個 / パン粉 大さじ2と適量 / 牛乳 大さじ2 / ケチャップ 小さじ2 / ソース 小さじ1 / 塩 小さじ1/4 / 黒胡椒 適量 / ナツメグ 少々 / オリーブオイル 大さじ2 / 薄力粉 適量 / 揚げ油 適量 / クレソン 1束 / レモン 1/4個 / マスタード 適量
作り方
1. 玉葱はみじん切りにする。牛細切れ肉とベーコンは包丁でザクザクと切ってフードプロセッサーで(または包丁で叩いて)ミンチ状にする。
2. 春キャベツは、オリーブオイル大さじ1/2と塩少々を入れたお湯でさっと湯通ししてザルに取り、水気をよく絞って粗みじん切りにする。さらにもう一度よく水気を絞っておく。玉葱はオリーブオイル大さじ1/2を入れて温めたフライパンに入れて、塩少々をふって甘みが出るまで炒めて冷ます。
3. ボウルに(1)の肉類を入れて塩を加え、粘りが出るまでよく捏ねてから、(2)の春キャベツ、玉葱、牛乳大さじ1で湿らせたパン粉大さじ2、卵1/2個分、ケチャップ、ソース、黒胡椒、ナツメグを入れて捏ね合わせる。8等分にして冷蔵庫で10分以上休ませる。
4. 卵1/2個分に牛乳大さじ1とオリーブオイル大さじ1を混ぜておく。(3)を手のひらで平たい丸に成形し、薄力粉、混ぜた卵液、パン粉の順番に浸けて、170℃に温めた油で揚げる。この時、入れてすぐには触らずに周りがカリッとしてきたら裏返し、さらに5分ほど揚げてきつね色になったら油をよく切る(中央まで串を刺して熱くなっているか確認する)。お皿に盛り付けて、レモン、クレソン、マスタードを添える。
春キャベツ 4枚(約300g) / 玉葱 1/4個 / 牛細切れ肉 200g / ベーコン 1枚 / 卵 1個 / パン粉 大さじ2と適量 / 牛乳 大さじ2 / ケチャップ 小さじ2 / ソース 小さじ1 / 塩 小さじ1/4 / 黒胡椒 適量 / ナツメグ 少々 / オリーブオイル 大さじ2 / 薄力粉 適量 / 揚げ油 適量 / クレソン 1束 / レモン 1/4個 / マスタード 適量
作り方
1. 玉葱はみじん切りにする。牛細切れ肉とベーコンは包丁でザクザクと切ってフードプロセッサーで(または包丁で叩いて)ミンチ状にする。
2. 春キャベツは、オリーブオイル大さじ1/2と塩少々を入れたお湯でさっと湯通ししてザルに取り、水気をよく絞って粗みじん切りにする。さらにもう一度よく水気を絞っておく。玉葱はオリーブオイル大さじ1/2を入れて温めたフライパンに入れて、塩少々をふって甘みが出るまで炒めて冷ます。
3. ボウルに(1)の肉類を入れて塩を加え、粘りが出るまでよく捏ねてから、(2)の春キャベツ、玉葱、牛乳大さじ1で湿らせたパン粉大さじ2、卵1/2個分、ケチャップ、ソース、黒胡椒、ナツメグを入れて捏ね合わせる。8等分にして冷蔵庫で10分以上休ませる。
4. 卵1/2個分に牛乳大さじ1とオリーブオイル大さじ1を混ぜておく。(3)を手のひらで平たい丸に成形し、薄力粉、混ぜた卵液、パン粉の順番に浸けて、170℃に温めた油で揚げる。この時、入れてすぐには触らずに周りがカリッとしてきたら裏返し、さらに5分ほど揚げてきつね色になったら油をよく切る(中央まで串を刺して熱くなっているか確認する)。お皿に盛り付けて、レモン、クレソン、マスタードを添える。
[CHEF PROFILE]
大黒谷寿恵(料理人、寿家主宰)
石川県金沢市出身。大学卒業後、料理の世界へ。数店舗の料理長を経て、2006年 kurkku cafeのディレクター兼料理 長に就任。独立後は講師、ケータリング、出張シェフ、レシピ開発を精力的に行う。2009年より鎌倉で料理教室「寿家」を開業。野菜や日本の伝統食材を用いた料理を得意とする。2015年に「にほんのごはん」のサイトを立ち上げる。三菱地所が働く女性に向けた食のプロジェクト「Will Conscious Marunouchi」では、丸の内の飲食店舗と連携して、“腸内活性”をテーマにした料理のプロデュースも行う。共著に『和サラダ/和マリネ』(エイ出版)がある。
写真:Mizuho Takamura