旬の食材を大好きなカレーで味わう嬉しいひととき。生産者の熱い想いや産地のストーリーをのせた野菜を使うことで、作って食べる時間がより特別なものに感じられます。東京・世田谷区羽根木にお店をもつand CURRYさんに、旬の「新生姜」をふんだんに愉しめるレシピを教えていただきました。 *食材は有機のものや、農薬や化学肥料の使用を控えているものを選ぶとより安心してお召し上がりいただけます。
新生姜とひじきのカレー
新生姜でつくるガリを入れた、甘みと酸味が愉しめるカレー。栄養豊富なひじきから出汁も出て、うま味が感じられます。ひじきは水戻し不要のものを使うと便利ですが、水で戻すタイプや生のひじきでも作れます。
ITEMS:RIM プレート 205mm
材料(4人分)
玉ねぎ(中サイズ)1/2個 (約125g) / にんにく 1かけ(約10g) / 新生姜でつくったガリ 30g / 青唐辛子 1本 / ひじき(乾燥) 6~7g / カットトマト缶 400g / 油 大さじ3 / 塩 小さじ1~2 (目安)
ホールスパイス:
赤唐辛子 1本 / クミン 小さじ1
パウダースパイス :
コリアンダー 大さじ1 / チリパウダー 小さじ1/3 / ターメリック 小さじ1/3
玉ねぎ(中サイズ)1/2個 (約125g) / にんにく 1かけ(約10g) / 新生姜でつくったガリ 30g / 青唐辛子 1本 / ひじき(乾燥) 6~7g / カットトマト缶 400g / 油 大さじ3 / 塩 小さじ1~2 (目安)
ホールスパイス:
赤唐辛子 1本 / クミン 小さじ1
パウダースパイス :
コリアンダー 大さじ1 / チリパウダー 小さじ1/3 / ターメリック 小さじ1/3
下準備
・玉ねぎは1/2スライスにする。にんにく、青唐辛子はみじん切りにする。
・新生姜で作ったガリ(下記レシピ参照)を用意しておく。
・ひじきは必要に応じて水に戻しておく。
・玉ねぎは1/2スライスにする。にんにく、青唐辛子はみじん切りにする。
・新生姜で作ったガリ(下記レシピ参照)を用意しておく。
・ひじきは必要に応じて水に戻しておく。
point 1
玉ねぎはスライスの半分の大きさにすることで、他の具材と一緒にスプーンの上におさまり食べやすくなります。
作り方
1. 鍋に油と赤唐辛子を入れ弱火にかけて20秒待つ。クミンを加え、油の中でじわーっと動き始め、香りが出るまで熱する。
2. 玉ねぎを入れて、しんなりとしてきたらにんにく、青唐辛子を加えて炒める。中火で焦げる直前まで炒め「水50mlくらいを差して水分を飛ばしながら再び焦げる直前まで炒める」を繰り返し、こげ茶色になるまで炒める。
3. 火を止めてパウダースパイスをすべて入れ、余熱で全体がよく混ざるまで炒める。
4. 水300ml、カットトマト缶、ひじきを入れて、煮込む。
5. ガリを加えて混ぜ、塩で味を調整して完成。仕上げの飾りにもガリをのせる。
1. 鍋に油と赤唐辛子を入れ弱火にかけて20秒待つ。クミンを加え、油の中でじわーっと動き始め、香りが出るまで熱する。
2. 玉ねぎを入れて、しんなりとしてきたらにんにく、青唐辛子を加えて炒める。中火で焦げる直前まで炒め「水50mlくらいを差して水分を飛ばしながら再び焦げる直前まで炒める」を繰り返し、こげ茶色になるまで炒める。
3. 火を止めてパウダースパイスをすべて入れ、余熱で全体がよく混ざるまで炒める。
4. 水300ml、カットトマト缶、ひじきを入れて、煮込む。
5. ガリを加えて混ぜ、塩で味を調整して完成。仕上げの飾りにもガリをのせる。
point 2
カレーを仕上げる時は少しずつ味見をして塩を足し、スパイスの香りがふわっと立つ瞬間を見極めます。
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ガリの作り方
材料
新生姜 300g / お酢(純米酢) 150cc / 砂糖 40g / 塩 小さじ1
・新生姜はできるだけ薄くスライスする。
・沸騰したお湯で生姜をさっと茹でる。ザルにあげ、塩を振る。
・別の鍋にお酢、砂糖を入れ、火にかけ、甘酢をつくり、一度沸騰させて冷ます。
・生姜の水分を絞ってから、清潔な容器に入れる。上から甘酢をかけ、クミンを加えて一晩寝かせる。(お好みでクミンを小さじ1入れても良い)
ガリの作り方
材料
新生姜 300g / お酢(純米酢) 150cc / 砂糖 40g / 塩 小さじ1
・新生姜はできるだけ薄くスライスする。
・沸騰したお湯で生姜をさっと茹でる。ザルにあげ、塩を振る。
・別の鍋にお酢、砂糖を入れ、火にかけ、甘酢をつくり、一度沸騰させて冷ます。
・生姜の水分を絞ってから、清潔な容器に入れる。上から甘酢をかけ、クミンを加えて一晩寝かせる。(お好みでクミンを小さじ1入れても良い)
新生姜ときのこのスパイス炊き込みご飯
クミンの紫蘇のような香りや、カスリメティ(フェヌグリークというスパイスの葉っぱの部分)の甘いお茶のような香りが新生姜とマッチします。通常より少なめの水分量で炊くことで、カレーに合わせるのにぴったりな少し固めのご飯に仕上がります。
ITEMS:KAKOMI 炊飯土鍋 2合
材料(4人分)
米 2合 / ぶなしめじ 50g / まいたけ 50g / 新生姜 50g / クミン 小さじ1 / カスリメティ 小さじ1 / 塩 小さじ1 / 水 350ml
米 2合 / ぶなしめじ 50g / まいたけ 50g / 新生姜 50g / クミン 小さじ1 / カスリメティ 小さじ1 / 塩 小さじ1 / 水 350ml
作り方
1. 新生姜は千切りにし、きのこは食べやすくほぐしておく。米は洗ってから20分ほど浸水しておく。
2. 土鍋に米、きのこ、新生姜、クミン、カスリメティを順番に入れる。
3. 水を350ml加えて表示の通りに炊飯する。
1. 新生姜は千切りにし、きのこは食べやすくほぐしておく。米は洗ってから20分ほど浸水しておく。
2. 土鍋に米、きのこ、新生姜、クミン、カスリメティを順番に入れる。
3. 水を350ml加えて表示の通りに炊飯する。
旬の食材
生姜
爽やかな辛みで繊維質が少なく、みずみずしい新生姜。ハウス栽培のものは春頃に出回りますが、露地栽培のものは11月前後に旬を迎えます。今回のレシピには、無農薬・無化学肥料でお野菜を育てている高知県の中里自然農園さんの新生姜を使用させていただきました。
レシピ監修
阿部 由希奈
and CURRY(アンドカリー)主宰。あらゆる場所で活動する“流しのカレー屋”としてスタートし、2018年7月、世田谷区羽根木にカレー活動の拠点としてkitchen and CURRY(キッチンアンドカリー)をオープン。無農薬・無化学肥料の野菜を使い、素材を活かすことを第一に考え、「旬を味わう喜びと新しい発見があり、毎日でも食べられるお味噌汁のようなカレー」を目指し、旬の野菜を中心としたカレーを提供している。著書に『スパイスでおいしくなる and CURRY のカレーレッスン』(立東舎)『and CURRYの野菜が主役 季節のカレー スパイスで魔法をかける』(世界文化社)。最新刊『and CURRYのフライデーカレー』(立東舎)では、身近なスパイスと食材で週1回、誰でも気軽に本格的なスパイスカレーを作れるレシピを紹介している。
https://www.andcurry.com/
@andcurry.official