旬の食材を丸ごと味わうカレーと副菜 - じゃがいも -

旬の食材を丸ごと、大好きなカレーで愉しむ嬉しいひととき。
材料を切る、炒める、スパイスの香りを嗅ぐなど、家族と一緒に作ることでさらに喜びも広がります。旬の野菜をふんだんに使ったカレーを作るand CURRYさんに、子どもから大人まで愉しめる、夏に味わいたい食材とレシピを教えていただきました。
*有機のものや、農薬や化学肥料の使用を控えている食材を選ぶとより安心して丸ごとお召し上がりいただけます。
ヴィシソワーズ風カレー
濃厚でコクのあるじゃがいものポタージュにスパイスを加えることで、やさしく味わい深い、子どもから大人まで愉しめるカレーに。パンと一緒に、朝ごはんとして食べるのもおすすめです。
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材料(4人分)
じゃがいも 3個 / 玉ねぎ 1/2個 / にんにく 1かけ(約10g) / 生姜 1かけ(約10g)/ ベーコン 2~4枚(約40~80g) / 牛乳または豆乳 200ml / 油 大さじ2 / 水 200ml / 塩 小さじ1~2(おいしいと思うまで少しずつ入れる)

ホールスパイス:
赤唐辛子 1本 / クミン 小さじ1

パウダースパイス :
コリアンダーパウダー 大さじ1
下準備
・玉ねぎ、にんにく、生姜は粗みじん切りにしておく。
・じゃがいもは皮をむいて薄めのいちょう切りにしておく。
・ベーコンは食べやすい大きさに切っておく。
作り方
1.油を引いた鍋に赤唐辛子を入れ強火にかけて30秒待つ。弱火にしてからクミンを加え、しゅわしゅわするまで熱する。
2. 玉ねぎがしんなりしてきたら、じゃがいも、にんにく、生姜を加えてさらに炒める。
3. 玉ねぎがほんのり色づいてきたら、火を止めて赤唐辛子を取り除く。
4. 3の中身をミキサーにうつし、水50mlを加えて攪拌する。(ハンドブレンダーでも良い)
5. 鍋に油(分量外)を引いて、ベーコンを炒める。カリッとなるくらいまで炒めたら火を止めてミキサーの中身を加える。コリアンダーパウダーを加えて混ぜ合わせる。
6. 残りの水を加えて中火で煮る。煮立ってきたら牛乳を加え、塩で味を整える。
point 1
玉ねぎのみじん切りなどは、大きさが均一でなくてもミキサーにかけるのでOK◎
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point 2
じゃがいもは薄めのいちょう切りにしておくことで、炒める時に火が通りやすくなります。
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point 3
盛り付けには、お好みでブロッコリースプラウトなどをトッピングして。
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カレーポテトサラダ
じゃがいもは皮ごと茹でて、風味を閉じ込めます。余ったカレールーの活用にも良い一品で、ルーに含まれる油分や旨味の成分によって、味が一度で決まります。
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材料(4人分)
じゃがいも 3~4個 / きゅうり 1本 / 玉ねぎ 1/4個 / カレールー 適量(約20g) / マヨネーズ 適量 / 塩 適量
下準備
・じゃがいもは綺麗に洗って、皮ごと柔らかくなるまで茹でておく。
・きゅうりは薄切りにして塩で揉んでおく。
・玉ねぎは薄切りにして必要に応じて水にさらしておく。
・カレールーはすりおろす。
作り方
1. ボウルに茹でたじゃがいもを入れてスプーンの背などで潰す。
2. カレールーをすりおろしたものに熱湯30mlを入れて溶かす。
3. 1に水気をぎゅっと絞ったきゅうりと玉ねぎを加え、2と和える。
4. お好みでマヨネーズと塩で味を整えて完成。(なくても十分美味しいです)

旬の食材

旬の食材

じゃがいも

様々な品種があり、通年出回るじゃがいも。初夏や秋に旬を迎えます。免疫力や肌の調子を支えてくれるビタミンCや、体内の余分な水分を排出してくれるカリウムなどの栄養素も豊富に含んでいます。今回ご紹介したレシピは、紫色のシャドークイーンや、ピンク色のノーザンルビーという品種のじゃがいもで作っても美味しいです。

レシピ監修

阿部 由希奈

阿部 由希奈

and CURRY(アンドカリー)主宰。あらゆる場所で活動する“流しのカレー屋”としてスタートし、2018年7月、世田谷区羽根木にカレー活動の拠点としてkitchen and CURRY(キッチンアンドカリー)をオープン。無農薬・無化学肥料の野菜を使い、素材を活かすことを第一に考え、「旬を味わう喜びと新しい発見があり、毎日でも食べられるお味噌汁のようなカレー」を目指し、旬の野菜を中心としたカレーを提供している。著書に『スパイスでおいしくなる and CURRY のカレーレッスン』(立東舎)『and CURRYの野菜が主役 季節のカレー スパイスで魔法をかける』(世界文化社)。最新刊『and CURRYのフライデーカレー』(立東舎)では、身近なスパイスと食材で週1回、誰でも気軽に本格的なスパイスカレーを作れるレシピを紹介している。
https://www.andcurry.com/
@andcurry.official