器と素材を愉しむレシピ - メイン・サイドメニュー

温かみを感じる器と料理で、心と身体を穏やかに。TERRAは職人の手仕事によりひとつひとつ丁寧に造られた、風合いある使い心地の良いテーブルウェア。そんな器と共に愉しめる、素材の香り、彩り、美味しさが引き立つレシピをご紹介します。
栗とマッシュルームのパスタ
マッシュルームで作る香り豊かなパスタソースが栗の甘みとマッチします。ソースは多めに作ってストックし、牛乳で割ってスープにしたり、グラタンのソースにしても美味しいです。
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材料(2人分)
マッシュルーム 1パック(約100g ホワイトまたはブラウン)/ しめじ 1/2パック(約100g)/ 玉ねぎ 1/4個 / 甘栗 10粒 / にんにく 1片 / オリーブオイル 大さじ2 / 白ワイン 大さじ4 / 生クリーム 200ml / 塩 小さじ1 / 黒胡椒 適量 / リングイネ(他のパスタでも可) 200g
作り方
1. マッシュルームの半量は薄切りに、しめじはいしづきを切り落とし手でほぐす。甘栗の半量は粗みじん切りにする。
2. にんにくは皮を剥き、包丁で潰す。
3. 玉ネギは皮を剥き、薄切りにする。
4. フライパンににんにくとオリーブオイルを入れ、弱火にかける。
5. にんにくの香りがたったら、玉ネギを加え炒める。
6. 玉ねぎが透明になったら、マッシュルームとしめじを加え中火で炒める。
7. マッシュルームとしめじがしんなりしたら白ワインを加え、アルコール分を飛ばす。
8. 生クリームを加え、一煮立ちしたら火から下ろす。
9. 粗熱が取れたら、ミキサーまたはブレンダー(その際はボウルに移す)でソース状にする。(この状態で冷凍保存可)
10. パスタを表示通りに茹でる。
11. フライパンでソースと粗みじん切りにした甘栗を温め、茹で上がったパスタと合わせる。塩、茹で汁で濃度を調節する。
12. 器に盛り、残りのマッシュルームと甘栗をスライサーでスライスして上からかける。(スライサーがない場合は、包丁で薄切りにする)
13. 黒胡椒を振る。
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ほどよい深みのあるディーププレートは、ソースの多いパスタの盛り付けにも適していて、最後まで具などもすくいやすいです。
柑橘とハーブのサラダ
グレープフルーツや甘夏など少し酸味のある柑橘とフレッシュハーブを組み合わせて、爽やかな一品を。ナンプラーを少量加えると、タイ風な味わいも愉しめます。TERRAのボウルは底面から縁に向かって広がっており、サラダを少なめに盛っても綺麗に映えます。
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材料(2人分)
お好みの柑橘 1個(約300g) / 玉ねぎ 1/2個 / ディル、ミント、セルフィーユ 各1パック(計 約45g)/ 白ワインビネガー 大さじ1 / エキストラバージンオリーブオイル 大さじ3 / 塩 小さじ1
作り方
1. 玉ねぎは薄くスライスして、たっぷりの水に20分ほどさらして辛味をとる。
2. 柑橘は皮をむき、果肉を取り出す。(果汁はとっておく)
3. ボウルに2の果汁と白ワインビネガー、塩を入れ、泡立て器でよくかき混ぜる。
4. かき混ぜながらエキストラバージンオリーブオイルを少しずつ加え、乳化させる。
5. よく水気を切った玉ねぎ、2の柑橘を加え、全体をよくなじませる。
6. 器に盛り、ハーブの葉部分を全体に散らす。
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ハーブはレシピ記載のものに限らず、手に入るフレッシュなものを何種類か合わせて。おすすめはレモンバーム、レモンバーベナ、パクチーなど葉の柔らかいものです。
ロースト南瓜のスープ
カボチャはオーブンでじっくり焼くことで、甘みが増して口当たりもよくなります。水分の全量を牛乳に変えればより濃厚な味わいに。カボチャの代わりにバターナッツで作っても美味しいです。
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材料(4人分)
カボチャ 1/4個(約400g)/ 玉ネギ 1/2個 / 塩 小さじ1 / オリーブオイル 大さじ1 / ローズマリー 1枝 / バター 20g / 水 100ml / 牛乳 300ml / ナツメグパウダー 小さじ1/8 / シナモンパウダー 小さじ1/4
作り方
1. カボチャは種を取って6等分に切る。
2. 塩を全体にまぶして、15分ほどおく。
3. カボチャから水分が出ていたら拭き取り、オリーブオイルを全体にまとわせて、160℃のオーブンで20分〜加熱する。(予熱なし)
4. カボチャに火が通り、竹串をスッとさせるようになったら取り出す。粗熱が取れたら、皮を剥く。(皮ごとスープにする際には不要)
5. 玉ねぎは薄切りにする。
6. 鍋にバターを入れて弱火にかけ、半分に折ったローズマリー、玉ネギを加えて炒める。
7. 玉ネギが透き通ってきたら、ひとつまみの塩(分量外)を加えて、さらに炒める。
8. 玉ねぎが色づいてきたら、4のカボチャ、水、牛乳、ナツメグ、シナモンを加えて一煮立ちさせ、火からおろす。
9. ローズマリーを取り除き、ブレンダーでスープ状にする。
10. 器に盛り、お好みで生クリームを回しかけ、ローズマリーを飾る。

レシピ監修

遠藤千恵

遠藤千恵 料理家 / ties代表

国際線客室乗務員として勤務した後に、レストラン勤務を経て独立。世界中を旅し、現地の市場やレストラン、一般家庭で多様な食文化に触れる。自然が残る神奈川の郊外を拠点として、親交の深い生産者からの野菜と山野で採取した植物を中心に、世界各地の 昔ながらの手仕事を取り入れた料理を作る。
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