平日を駆け抜けて、明日は週末。ケの日だけれどちょっとワクワクする金曜日の夜は、このひと皿を作って、週末のあれこれを考えながら、ゆっくりと楽しむひと時に。
人が集う機会も増えるこの季節。持ち寄りにも自宅でのもてなしにも、気の利いたひと皿を用意したいもの。シンプルなじゃがいもで作る定番料理をひとひねりして、甘いさつまいもと相性の良いブルーチーズを合わせたドフィノアはいかがでしょう。牛乳と塩で下茹でして甘みが増したさつまいもとブルーチーズの塩味が重なってこっくりとした味わいに。葛粉で作るベシャメルソースは簡単でライトな仕上がり。お肉のソテーや洋梨のサラダ、パンを添えれば、華やかなパーティーディッシュの完成です。
材料 (4人分)
さつまいも 300g / パルメザンチーズ 10g / 牛乳 300cc+約300cc / ブルーチーズ 50g / 塩 小さじ1/2とふたつまみ / バター(型用) 適量 / 葛粉 30g / 蜂蜜(好みで) 適量
作り方
1. さつまいもは皮ごとよく洗って3mmほどの輪切りにし、水に3分ほどさらしてアクを取る。水気をきって鍋に入れて牛乳300ccと塩小さじ1/2を入れて火にかける。ふつふつとしてきたら弱火にして5分ほどさつまいもが煮崩れない程度に柔らかくなるまで煮てザルにあげる(漉した牛乳は取っておく)。
2. (1)の牛乳と新しい牛乳で合わせて500ccにしてそこに葛粉を加え手でよく溶かして漉しながら鍋に入れる。中火にかけて絶えず木べらなどでかき混ぜながらとろみが出てきたら火を弱め2分ほどかき混ぜながら加熱し、塩ふたつまみで味付けする。
3. (2)の鍋に(1)のさつまいもとパルメザンチーズを入れて芋を崩さないようにかき混ぜる。バターを塗ったオーブンウェアに流し入れて、上にブルーチーズを散らす。220℃に温めたオーブンかトースターで表面がきつね色になるまで加熱する。お好みで蜂蜜を添える。
さつまいも 300g / パルメザンチーズ 10g / 牛乳 300cc+約300cc / ブルーチーズ 50g / 塩 小さじ1/2とふたつまみ / バター(型用) 適量 / 葛粉 30g / 蜂蜜(好みで) 適量
作り方
1. さつまいもは皮ごとよく洗って3mmほどの輪切りにし、水に3分ほどさらしてアクを取る。水気をきって鍋に入れて牛乳300ccと塩小さじ1/2を入れて火にかける。ふつふつとしてきたら弱火にして5分ほどさつまいもが煮崩れない程度に柔らかくなるまで煮てザルにあげる(漉した牛乳は取っておく)。
2. (1)の牛乳と新しい牛乳で合わせて500ccにしてそこに葛粉を加え手でよく溶かして漉しながら鍋に入れる。中火にかけて絶えず木べらなどでかき混ぜながらとろみが出てきたら火を弱め2分ほどかき混ぜながら加熱し、塩ふたつまみで味付けする。
3. (2)の鍋に(1)のさつまいもとパルメザンチーズを入れて芋を崩さないようにかき混ぜる。バターを塗ったオーブンウェアに流し入れて、上にブルーチーズを散らす。220℃に温めたオーブンかトースターで表面がきつね色になるまで加熱する。お好みで蜂蜜を添える。
[CHEF PROFILE]
大黒谷寿恵(料理人、寿家主宰)
石川県金沢市出身。大学卒業後、料理の世界へ。数店舗の料理長を経て、2006年 kurkku cafeのディレクター兼料理 長に就任。独立後は講師、ケータリング、出張シェフ、レシピ開発を精力的に行う。2009年より鎌倉で料理教室「寿家」を開業。野菜や日本の伝統食材を用いた料理を得意とする。2015年に「にほんのごはん」のサイトを立ち上げる。三菱地所が働く女性に向けた食のプロジェクト「Will Conscious Marunouchi」では、丸の内の飲食店舗と連携して、“腸内活性”をテーマにした料理のプロデュースも行う。共著に『和サラダ/和マリネ』(エイ出版)がある。
http://nihonnogohan.com/
写真:Mizuho Takamura