こだわりを持つ現代の旅人のためにデザインされたオランダ・ロッテルダムのHotel Âmeは、そこに行けばインスピレーションをもらえるような場所。19世紀末に建てられた美しい建物を生かしたスタイリッシュで落ち着いた空間にホテルとカフェ、コンセプトストアがあります。Âmeの共同創業者お二人にお話を伺いました。
ネオクラシカル様式のファサード、高い天井、アールヌーボーを取り入れたディテール。この白い建物を見たとき、Angel Cheung-KwokさんとManfung Cheungさんはここしかない、と思ったと言います。
「“âme”はフランス語で『魂』の意。私たちはこの築150年の建物に宿る魂にひとめぼれしたんです」とAngelさんとManfungさん。「私たちは古いものと新しいものが美しく共存する空間を作りたいと思っていました。この建物の心を守りつつ、現代の息吹を吹き込んでみたかったんです。」
「私たちは旅先で共感できるものを探すのが大好きです。ある種の美しさだったり、職人の心意気だったり、創造力を掻き立てられるような雰囲気だったり。Hotel Âmeは私たちのホームタウンであるロッテルダムにそんな場所を作りたい、そう思ってデザインしました。」
「また訪れたいと思ってもらえる空間、訪れた人をインスパイアするような空間に仕上がっていたらとても嬉しいです。」