使う人の動作を優美に見せる CAST

「妨げないデザイン」をコンセプトとした、シンプルで整然とした美しさをもつCAST。2008年の発売から現在に至るまで、国内外のカフェ、レストラン、ホテルなどでも愛用されてきたKINTOのロングセラーコレクションの一つです。

プロダクトデザインを手掛けたのは、故・城谷耕生さん。「ものには人を惹きつける『気』みたいなものがあって、それは人間の手仕事だったり、ちょっとしたプロポーションの仕上げなどから生まれます。明らかすぎないけど、どこか魅力を感じる。それが永く使うものへの愛着につながるのだと思います。」とKINTOチームに話していただいたことがあります。そんな城谷さんのフィロソフィーが表現されているCASTのデザインについてご紹介します。
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「妨げないデザイン」
ドリンクを飲む・注ぐといった動作を、本を読む、会話を愉しむ、食事を味わう、といった日常のひとときの副次的な動作として捉え「妨げないデザイン」というコンセプトが生まれました。各アイテムのフォルムは、ゆったりと過ごす時間の中で自然な体の動きを妨げないように、細部にこだわってデザインされています。
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用途に応じたプロポーション
CAST は英語で「配役」を意味する言葉。その由来の通り、各アイテムにはそれぞれ役割が与えられ、その役割に応じた条件が備わっています。用途ごとに最適なプロポーションを導き出すためには、実験や検証を何度も繰り返しました。CASTコレクションは豊富なライナップで、シーンやスタイルに応じてアイテムを選ぶことができます。
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「自然な口当たり」を実現した口部
カップの口部は、唇を軽くあてただけでドリンクがすっと口先に注がれるように、わずかに外側に広がっています。口部 5~7mm幅を少しだけ外側に傾斜させることで、程よい量のドリンクが適度な速さで口の中に入るようになっています。
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手に負担のかからないハンドル
カップやジャグのハンドルの角度は、手に負担がかからないように考慮しています。グリップの位置、持ち上げようとする手の力点、持ち上げた時にカップやジャグにかかる重力。これら3つの要素の微妙なバランスを考えて設計されています。
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日常使いに適した素材
耐熱ガラス製なので電子レンジで使うことができ、ホットも冷たいドリンクも愉しむことができます。軽やかで品位ある佇まいでありながら、食洗機にも対応し、日常使いに適しています。
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[DESIGNER PROFILE]
城谷 耕生 Kosei Shirotani

1991年イタリアに渡りミラノの建築・デザイン事務所動務。 2002年帰国し、長崎県・雲仙市に STUDIO SHIROTANI を開設。自身のデザイン活動とともに唐津、小石原、波佐見、別府など九州の伝統工芸産地の職人や大学生との共同作業にも力を注いだ。 2020年12月に逝去。 KINTOではCAST、RIM、FARO、LEAVES TO TEA、TAKU などを手がける。


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