感覚を研ぎ澄まして進むアウトドアライフに向けたTRAIL TUMBLER。トレッキングやキャンプなど、自然の中で長時間過ごすシーンにおいて、大容量でもコンパクトで、身軽に持ち出せるボトルがあったらいいなという想いから生まれました。
今回は、パッケージのデザインを手掛けたOUWN 石黒篤史さんのインタビュー。デザインのインスピレーションやプロセスを中心に伺いました。
今回は、パッケージのデザインを手掛けたOUWN 石黒篤史さんのインタビュー。デザインのインスピレーションやプロセスを中心に伺いました。
—インスピレーションの源となったシーンやイメージしたものはありますか?
「昨今、TRAILという言葉自体が林道をランニングするといった意味に進化し浸透してきたと思います。林道でこのタンブラーを使うシーンは、きっと石や大きな大木に腰掛け休憩をとり、地図を広げ、これから進むべき道に想いを巡らせワクワクしているはずです。その地図を広げたワクワクする気持ちと、喉を潤す心地よさ。そんな気持ちが合わさるシーンを思い浮かべていました。」
「昨今、TRAILという言葉自体が林道をランニングするといった意味に進化し浸透してきたと思います。林道でこのタンブラーを使うシーンは、きっと石や大きな大木に腰掛け休憩をとり、地図を広げ、これから進むべき道に想いを巡らせワクワクしているはずです。その地図を広げたワクワクする気持ちと、喉を潤す心地よさ。そんな気持ちが合わさるシーンを思い浮かべていました。」
—デザインする上で、こだわったポイントについて教えてください。
「トレイルタンブラーを持ったシーンが想像でき、期待感膨らむようなパッケージにしたいと考えていたので、その構想を地図のワクワクする印象と紐付けました。さらに、その地図上を移動しているような文字の動きで自身が林道を進んでいるようなシーンを想像できるのではないか?そんな思いでデザインしたのですが、地形のラインの繊細な美しさを邪魔せずに連動させつつも、移動という文字の力強い動きの演出の融合が難しく、検証を重ねて最適な動きとラインを導き出しました。商品と共にパッケージのデザインも愉しんでいただけたら嬉しいです。」
「トレイルタンブラーを持ったシーンが想像でき、期待感膨らむようなパッケージにしたいと考えていたので、その構想を地図のワクワクする印象と紐付けました。さらに、その地図上を移動しているような文字の動きで自身が林道を進んでいるようなシーンを想像できるのではないか?そんな思いでデザインしたのですが、地形のラインの繊細な美しさを邪魔せずに連動させつつも、移動という文字の力強い動きの演出の融合が難しく、検証を重ねて最適な動きとラインを導き出しました。商品と共にパッケージのデザインも愉しんでいただけたら嬉しいです。」
[DESIGNER PROFILE]
石黒篤史
クリエイティブスタジオOUWN主宰。アートディレクションから、グラフィックデザイン、サイン計画、web設計など多角的に企画立案製作に携わり、設立当初より継続的に国内外でデザイン賞を多数受賞。Design Workの他に「People and Thought.(PaT.)」(p-a-t.jp)といった、思考と環境・造形表現を融合させた芸術活動・展示も精力的に行っている。