スコットランドのエディンバラを拠点とするFran Martさんは、インテリアのエッセンスや自然の美しさを捉え続ける写真家・クリエイティブ・ディレクター。スロートラベルが大好きで、スコットランドを旅しながら自身の作品を撮影したり、クライアントと協力して視覚に訴えるストーリーを制作したりしています。
スコットランドの田舎にあるFranさんのスタジオで、彼の朝の過ごし方について伺いました。じっくりと食器を選ぶという行為によって一日のルーチンが充実し、朝が少しだけ芸術的なものになるといいます。

「生活の中で、習慣や日々の儀式は今や私にとって欠かせないものです。仕事で家を留守にすることが多いので、家にいるときはこうしたルーチンが一日の拠り所となっています。」

「たくさんの儀式があるわけではないのですが、毎日の礎となっているのが朝食です。特にすべてがゆっくりになる田舎では、こうした何気ない習慣を有難く感じるゆとりがあります。修道院のルーチンのようなものかもしれません。
グラノーラを器に入れ、ヨーグルトをホイップし、果物をカラメリゼして、種などをトッピングします。何よりも重要なのがコーヒーを淹れることです。そして腰かけて、木々の葉のざわめきと羊たちが草を食む眠たげな野原に囲まれてただ一日が始まるのを待つのです。」



「器はその時の気分で選びますが、手作りの自然な風合いを感じさせるものを選ぶことが多いです。家では職人の丁寧な仕事が生きているものを使いたいと思っていて、KINTOのNORIコレクションはまさにそうしたものだと思います。」


「スコットランドのような気候が厳しい北国では生活のリズムが全く違います。暮らしのささやかなことに感謝し、喜びを見いだすようになるのです。」

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