テーブルウェアの企画開発を手がける株式会社キントーは、美しいシルエットと使い心地を兼ね備えたコーヒーウェア「OCT(オクト)」をKINTOオンラインショップ、全国のお取扱店にて2017年7月下旬より順次発売いたします。
OCT(オクト)は八角形(Octagon)をベースに構成された、シャープなラインと陰影によるグラデーションが美しいコーヒーウェア。建築を思わせるようなほどよい緊張感のあるフォルムで、使わないときもディスプレイしておきたくなる佇まい。空間にほどよいアクセントを与え、コーヒーシーンをモダンに仕上げてくれます。
OCT は建築、インテリア、プロダクトデザインなど生活におけるデザイン全般を手がける INTENTIONALLIES とのコラボレーションによって誕生。デザインのコンセプトやこだわりについて、 プロダクトデザイナーの今井波瑠加さんに伺いました。
陶磁器は昔から好きで、今までもインテリアや建築に骨董を使った り、陶磁器からインスパイアされたディテールをインテリアに落とし込むことがありました。今回はプロダクトとして陶磁器に取り組むことになり、何ができるかとても楽しみでした。ドリッパー、カップ、 ソーサーにどのように統一感をもたせるかは一つの課題でした。共通の要素としたのは、下から上へ形状が八角形から円になっていく時に出来るラインとその微妙なグラデーション。これは南宋時代の八角瓶からインスピレーションを受けました。
OCTのデザインで意識したのは、ラインをいかに美しく見せるかということ。ドリッパーのラインは全体の形状とともにシンプルに、 カップのラインにはスピード感をもたせ、ハンドルの形状もそれを邪魔することなく引き立てるようにデザインしました。他にも、 ドリッパーは真上から見ると楕円にしか見えないのに、実は正真正銘の正円になっている点など、面白い魅力もあります。
デザインをする上でいつも意識していることは、料理に例えると'出汁'のような、深くて見えないディテールと、決してデザインしすぎることなく、全体の調和をつくるための'引き算のデザイン' 。 更には、西洋と東洋のバランスのとれた融合。OCTは、シンプルながらもシャープな造形と陰影が特徴的で、存在感のある仕上げになり ました。テーブルに置くだけでインテリアの一部として部屋に凛とした空気感が生まれます。'人に贈りたくなるもの'ということも意識してデザインをしたので、大切な人へ思いを伝えるシーンでも活躍してほしいです。
———
インテンショナリーズ - INTENTIONALLIES -
1996年に建築を通したものづくりを実践する「レーベル」として設立。建築のみならず、インテリア、プロダクトデザインなど生活におけるデザイン全般を手がける建築事務所。代表的な作品として、ホテル「クラスカ」/家電ブランド「amadana」/ユナイテッドシネマ「豊洲」/渋谷ヒカリエ「スカイロビー 11F」/すみだ水族館「クラゲ万華鏡トンネル」/など
八角形をベースに構成された、シャープなラインと陰影が美しいデザインのコーヒーウェア。大きなカーブを描いた縁のシルエットが特徴的なブリューワーは、ハンドルがなくても持ちやすく、ペーパーフィルターの着脱がしやすいよう設計されています。カップとジャグのハンドルはシャープな印象でありながら持ちやすく、カップの口縁は薄く口当たりの良い仕上げ。艶やかな質感とほどよい緊張感のあるフォルムで、使わないときもディスプレイしておきたくなる佇まいです。
¥1,800(税抜) W115 x D100 x H90 mm
¥2,000(税抜) W130 x D110 x H105 mm
¥1,500(税抜) [カップ] φ70 x H40 x W90 mm / 80 ml [ソーサー] φ130 x H10 mm
¥1,800(税抜) [カップ] φ90 x H55 x W120 mm / 220 ml [ソーサー] φ155 x H15 mm
¥2,000(税抜) [カップ]φ100xH65xW130mm/300ml [ソーサー] φ175 x H15 mm
¥1,000(税抜) φ85 x H85 x W110 mm / 300 ml
¥1,000(税抜) φ85 x H85 x W125 mm / 400 ml
¥1,200(税抜) φ95 x H115 x W145 mm / 700 ml
磁器 / 電子レンジ, 食洗機使用可 / 日本製
耐熱ガラス / 電子レンジ, 食洗機使用可 / 中国製
———
[ Download ] プレスリリース(PDF)