アイスドリップコーヒーのヒント - Path (メルボルン) -

暑い日には氷の上に直接コーヒーをドリップするアイスコーヒーを淹れてリフレッシュを。メルボルンのコーヒーロースター Pathに、家で愉しむためのポイントやレシピを教えていただきました。
コーヒー器具が持つムードを活かして最高の味わいを演出

「Pathでは、スローでリラックスした雰囲気の中でお客様に最高のコーヒーを味わっていただくため、器具のクオリティや見た目、機能性にもこだわっています。特にブリューワー選びには時間をかけました。ブリューワーはコーヒーの味に物理的に作用するだけでなく、ブリューワーによってその場のムードが決まるようなところがあって、提供されるコーヒーの印象ががらりと変わるほど重要なアイテムだと思っています。ハンドドリップはゆっくり抽出する淹れ方なので、雰囲気と器具にこだわれば待つ間にも期待が膨らみます」
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ゆっくり抽出できて、口当たりの良いコーヒーを淹れられるブリューワー

「KINTOのOCTブリューワーはゆっくりコーヒーが落ちるので、氷の上にドリップするのにぴったりです。しっかり豆の味が抽出され、口当たりの良いアイスコーヒーができます。ミニマルな店内のインテリアに、OCTの上品な曲線や陰影が彫刻のように映えるところも気に入っています」
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良質な豆を直前に挽くこと。あとは試行錯誤あるのみ

「豆選びもクオリティがとても大切です。良質な豆を淹れる直前に挽くようにするだけで、コーヒーはぐっとおいしくなります。コーヒーは五感で楽しむ飲み物なので、何を美味しいと感じるかは人それぞれです。様々な産地や農園、精選・焙煎工程、品種を試して、好みの味を探してみてください。Pathのアイス・ドリップコーヒーでは、バランスのとれたフルーティーで華やかな豆を使っています。今は、先日焙煎したエクアドル産のSidra種のウォッシュドコーヒー豆でご提供中です。ベルガモット、みかん、キャンディ・オレンジのような風味はどんな気候でも美味しくいただけます」
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レシピ:アイスコーヒー(ドリップ急冷)
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STEPS
1.ペーパーフィルターをブリューワーにセットしたらお湯を注ぎ(100ml以上)、フィルターをしっかり湿らす。落ちてくるお湯はコーヒーをサーブするカラフェやカップとは別の器で受ける。

2.サーバーに良質な氷を100g入れる。大きさは2cm角か、それより小さいものがおすすめです。

3.サーバーの上にブリューワーをセットし、お好みのコーヒー豆(中挽き)を20g入れる。

4.中心から外に向かってらせんを描くように、一定のスピードでお湯を50g注ぐ。粉が全て湿るようにまんべんなく注ぐこと。パドルやスプーンでXを書くようにかき混ぜると全体にお湯がいきわたり、均一に抽出できます。

5.45秒待ち、もう一度同じ動作でお湯を150g注ぐ。一定の高さからできるだけゆっくり、一定の速度で注ぐのがコツです。

6.注いだお湯が落ちきったらブリューワーを外し、大きな氷を入れてサーブする。大きな氷を使うことで冷たさをキープしつつ、コーヒーが水っぽくなるのを防げます。
ポイント1:お好みの味を探すために
Pathでは豆やメニューによって淹れ方を変えています。アイスコーヒーで好みの味を探すには、お湯の温度や豆の挽き加減を変えてみるのがおすすめです。
ポイント2:酸味、苦み
酸味が強く感じられる場合やコーヒーが薄いと感じる場合は、お湯の温度を上げてみるか、豆をほんの少しだけ細かく挽いてみましょう。苦味が強い場合、コーヒーが濃すぎると感じる場合は逆を試してみてください。
ポイント3:お湯の温度
Pathでは、お湯を90~94℃に沸かしています。お店の標高と使っている水に合わせて辿り着いた温度です。

PARTNER INFORMATION

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Pathはオーストラリアのメルボルン北部にある小さなブリュー・バー&コーヒーロースターです。様々なシングルオリジンをセレクトし、自家焙煎したハウス・コーヒー豆と、世界の優れたロースターから取り寄せたゲスト・コーヒー豆を提供しています。
www.pathmelbourne.com / @pathmelbourne